2011-11-07
カマキリ 草原の王
秋も深まり、青梅周辺ではコオロギなど虫の声が聴こえてきますね。
たくさんの生きものが、次の世代へといのちをリレーし終え、寒い冬に備えています。
草原でカマキリの卵のうを見つけました。気にしてみていると、他にも形の違うカマキリの卵のうをみつけることができました。
カマキリは草原の王といわれます。
オオカマキリやハラビロカマキリなど、カマキリによって卵のうの形が違います。
木に産んであるもの、草に産んであるものと場所もカマキリによって違うようです。
カマキリの卵のうのある位置、地上からの高さで、今年の寒さ(積雪量)がわかる(卵のうが濡れないような高さに産む)という言われがありますが、本当でしょうか?
そんな人と自然のものの見方が素敵だなあと思います。
この卵のうのなかの数百のいのちが、大人になれるまで成長できるのは数匹といいます。
お母さんカマキリを見る度に、多くのいのちの先の一匹だと思うと感慨深いものがあります。