2012-09-26
綿を育てる
棉が植物であることは知っていても、実際に見る機会はなかなかないかもしれません。
日々、衣服をはじめ、暮らしのなかに沢山ある綿。
綿は、摘み取るまでを概ね「棉(わた)」といいます。
黄色い花が咲き(黄色ではないものもあります)、実が成り、熟すと実がはじけて、棉ができます。
コットンボールといわれるものです。
はじけて出てくるものは、まさに綿。ふだんよく目にしている綿です。
綿のなかには種が入っています。
種をとりのぞき、紡いで糸にするまでは様々な工程があります。
衣食住の食と住は、比較的自給しやすいですが、「衣」を自給するのが一番難しくなったと思います。
「衣」がこの3つの一番前にあるのは、一番大切なことだから、だそうです。
棉の収穫は晩秋まで続きます。はじけた棉をみるのが楽しみです。