2013-07-15
ほおずき
畑でホオズキを見かけました。
オレンジ色の美しい形の実です。
ホオズキは、「鬼灯」「酸漿」と書くそうです。
鬼灯とは、なんとも素敵な漢字ですね。
小さな提灯という意味合いからその名がついたそうです。
ホオズキといえば、東京の浅草寺などのほおずき市が有名ですが、江戸時代からのお祭りです。
今年の浅草寺のほおずき市は、7月9日と10日だそうです。
7月10日に参拝すると、四万六千日毎日お参りしたのと同じ功徳が得られるのだそうです。
ホオズキの地下茎、根は、酸漿根という薬草としても用いられ、参拝土産として親しまれてきたのだそうです。
朝顔市などもそうですが、夏の情緒を感じられる風習ですね。
ホオズキの実はそのまま時間が経つと、赤い皮の部分が剥げてきて、中の実が透けてきます。
その皮の部分もまた美しいですね。