2014-10-17
一里塚「今寺榎(青梅市)」
昔から使われている道には、一里塚というものが残っていることがあります。
昔の人が、一里(3.927キロ)毎に、旅人の目印、休憩場所として作られた場所。
一里塚は、土が盛られたり、木が植えられたりします。
一里塚に植えられる木は、榎(エノキ)です。
大きく育って、葉を広げた木の下は、日陰ができて涼しく、なるほど休憩するには、とても良い空間になっています。
青梅市にも一里塚があります。
青梅市今寺にある「今寺榎」です。
昔、車もない時代、移動手段は徒歩であり、それも長い長い距離を歩いていたであろうことを思うと、昔の人は本当にすごいと思います。
今や一里塚は、ほとんど無くなっていることが多いと思いますが、こんな大きな木の下にいると、ノスタルジックな気分になります。
【今寺榎】