2015-10-05
カマキリの産卵
ふと、みるとカマキリが二匹いました。
よくみると、卵を産んだばかりのようです。
卵はまだ白っぽくて、泡が乾いておらずクリームのようでした。
秋は、生きものたちが冬を越すために、準備をしている季節です。
カマキリのように卵を産んで、卵のままで越冬するもの。
アゲハチョウのように蛹で越冬するもの。
テントウムシのように、集団で集まって枯れ葉の下で成虫で越冬するもの。
それぞれベストな状態を選んで冬に備えています。
カマキリは、たまご産むという大きなしごとをおえると、オスメスともに、その一生を終えます。
多くの生きものたちが、命のバトンを渡している季節。
こんな場面に出会うと、そんなことを思います。
写真は、チョウセンカマキリの卵。
大きい方がメスですね。