2019-03-01
簡単にできる回復体位のとり方
3・4月は、企業によっては年度末で人事異動もありますよね。
そうすると必然的に、お酒を飲む機会も増えることでしょう。
酔っぱらって、何を話したか覚えていないくらいなら
まだかわいいものですが、命にかかわるほどの飲みすぎは危険。
今回は、一緒に飲んでいた人が倒れた時など、
救急車が来るまでの間に、簡単にできる回復体位のとり方についてお話します。
まず寝転んで倒れている人を、横向きに寝かせます。
片方の腕を、本人の頭の下に敷き、上にまっすぐ伸ばしましょう。
たとえ意識が朦朧とした状態のまま、
吐いてしまっても詰まらないように口元は下向きに。
もう片方の手は、手の甲を顎の下に入れて気道確保。
上側になった足は、90度に曲げておきましょう。
回復体位は、これだけでOK!
気道確保は特に大切なので、間違っても仰向けに寝かさぬようお気をつけて。
写真は、通りすがりに見つけた可愛いベンチ。
どうか深酔いしたとしても、
ベンチで寝てしまうことがありませんように…!
まだ寒いですから、みなさんお気をつけて。