2022-01-20
消雪パイプをご存知ですか?
地下水を汲み上げて散水することで融雪する設備です。
また路面凍結を防ぐ役割もあります。
稼働しているのは、この時期しか見られないのである意味季節の風物詩かも?
見た目はまるでスプリンクラーですね。
地下水は冬でも約13度あるので、
ここから出る水が凍ってしまったり
雪を溶かせなかったりということはまずないようです。
地下水が13度もあるの意外ですよね!
消雪パイプの稼働は、降雪具合をセンサーで判断し、
雪が降り出すと自動で水が出て、降り止むと水が止まる様になっています。
(手動タイプもあります)
この仕組みは、新潟県長岡市が発祥といわれています。さすがは昔からの豪雪地帯!
消雪パイプのある地域では、
秋になると消雪パイプおよびその周りの設備点検が実施されます。
春からの使われていなかった間に、
汚れが溜まっていないか不具合が生じていないか、
きちんと整備してくれる人がいるからこそ、
雪が降ったらすぐに消雪パイプを活用することが可能なのです。