2022-02-05
年金手帳廃止
2022年4月、ついに年金手帳が廃止されます。
年金手帳の交付が始まったのは、1974年11月。
(それ以前は、被保険者証というカードが交付されていました)
約50年の年金手帳の歴史に幕を閉じ、
新たに年金手帳の役割を果たすのは、みなさんご存知のマイナンバーカード。
マイナンバーカードの普及により、
基礎年金番号の役割が薄れたこと・年金手帳発行による事務コストの削減が、
年金手帳廃止の背景です。
今後新たに国民年金・厚生年金に加入する場合には、
“基礎年金番号通知書”というものが送付される様になります。
手帳が交付されなくなる代わりに、
この通知書が年金制度を象徴するシンボル的存在となるのです。
基礎年金番号の確認書類として、
今後も手持ちの年金手帳を活用することはできますが、
2022年4月~は再交付の手続きを行えなくなります。
年金手帳を紛失してしまった人は、早めに再交付の手続きをとるほうが良さそうです。
基礎年金番号さえ分かっていれば、年金の手続きや情報は、
「ねんきんネット」から行うことができます。
忘れる前に、基礎年金番号の確認を。