2011-06-02
千代紙
千駄木に用事があったので、久しぶりに“いせ辰”に行ってきました。
いせ辰は、江戸時代から続く、江戸千代紙や手ぬぐい、風呂敷などを売っている江戸情緒溢れるお店です。
店内に外国人の方がいらっしゃったのですが、「ビューティフル!」を連呼して感激している様子でした。
日本人の私から見ても、思わずため息が出てしまう美しさ。
千代紙やぽち袋を購入しましたが、もったいなくて使えそうにありません。
和紙とは思えないくらい色鮮やかなので。
購入した千代紙には「この和紙の様な上質日本紙を折るには晴れた日よりも雨の日の方がよいのです。それは紙が自然に湿気を含むためです。」と書いてありました。
千代紙に注意書きが入っていたのは初めてです。
でも読んでいるうちに、なるほど、雨の日はお外で遊べないから室内でおりがみをして過ごすのに調度良いな、なんて思ってしまいました。
ところで、ぽち袋の「ぽち」はこれっぽっちの「ぽち」から来ているそうです。
江戸時代の人は言葉遊びが好きですね