2014-09-02
水電池
水電池というものを知っていますか?
私は知らなくて、知ってすぐ購入してみました。
その名の通り、水を注入して発電する電池です。
使い捨てではなく、また充電式でもない、乾電池。
水は使用するうちに減るので、水がなくなったらまた補充すればずっと使うことができます。
説明をみると、液体であれば、水だけではなく、ジュースや尿、唾液でも発電することが叶ということです。
なにより、エコだし、防災グッズとしても、とても優れていると思います。
実際に使ってみて、本当に便利で画期的だなと思いました。
水電池は最近のものというのではなく、以前から発売されているものだそうです。
太陽光をはじめ、エネルギーを身近に、あるものから得られるのはうれしいですね。
なかなか、おすすめです。
2014-08-26
ニホンミツバチ
今、日本各地でニホンミツバチが危機だということをニュースや記事、書籍でいわれています。
ミツバチは、ニホンミツバチとセイヨウミツバチがあり、ニホンミツバチは在来のハチです。
ミツバチが受粉をたすける役割をして実る野菜や果物は数多くあり、ミツバチがいなくなってしまうと、八百屋さんからほとんどの野菜がなくなってしまう恐れもあると言われています。
今、ミツバチがいなくなっている原因の一つとして挙げられているのは、ネオニコチノイドという農薬です。
作物を育てる上で害虫を駆除するために使われる農薬の数々が、時代とともに進化して、その農薬のかかった花に触れた虫たちの遺伝子に作用する状態が起きている恐れがあるということです。
考えてみれば、害虫とされる虫を殺虫する効果があるのですから、他の生物にも影響を及ぼす恐れがあるというのは、正確な検証が不明ですが、当たらずとも遠からずのようにも思いますね。
写真は、ニホンミツバチの巣箱です。
2014-08-23
桃のわらべうた
季節のわらべうたは数多くあります。春夏秋冬のほかにも、雨風などの天気や、虫、野菜、果物と、移ろう季節をしっかり感じながらのわらべうたはいいものです。
旬の果物の桃のわらべうたを紹介したいと思います。
ゆっさ ゆっさ もんものき
もんもこなったら あんげましょ
だれにあんげましょ
うさぎにはむしくされ いぬにもむしくされ ぼうやにはいいところ
うさぎやいぬには、少し気の毒な気もしますが、かわいい子どもに、おいしそうに熟れた桃をあげるという思いのこもった童歌です。
着物の生地を使って、桃を作りました。「ぼうやにはいいところ」と唄ったあとで、手のひらに桃をのせてあげる、という遊びです。
2014-08-21
湘南の海
夏だし、海水浴と、湘南に行って来ました。
今年はニュースでよく言われていますが、逗子の海岸は、音楽や浜辺での飲酒禁止などルールが厳格化され、人が少なくなっているということです。
逗子のルールに準じて葉山の海岸もそのようにしているそうです。
行ってみると、人はそれでも多くいましたが、例年と比べると海の家も少ないのはみてすぐわかります。
そのとおり静かな海。
葉山の海は、富士山が海の向こうに見え、江の島も望めて、とてもきれいでした。
海の家というのも、ずいぶん進化していますね。
昔ながらの海の家も風情がありますが、ソファや、ランプがあるようなおしゃれなラウンジのような海の家も。
夏真っ盛り。のんびりと過ごせた一日となりました。
2014-08-20
祭り
日頃通う道すがら、御神燈(ごしんとう)とかかれた提灯が、道路沿い吊るされている光景をいくつかみかける夏です。
その土地土地で夏祭りが行われているのだなあと思います。
その地域の昔ながらに続く伝統を垣間みる機会にもなる夏祭り。
近所の祭りにも、家を出た若者もこの日ばかりは帰省して、祭りに出るということが多くみられます。地域には女神輿も出ているので、今年は、御神輿を担ぐことができました。
調べてみると、御神輿は、地域色もいろいろで、その担ぎ方や掛け声も様々。
「セイヤッ、セイヤッ」と担ぎました。
何基かの御神輿が神社に向かってすすみ、神社につくと、上下にはげしく揺らし「揉む」のが圧巻でした。神霊の威力や活力を増進を願って、担ぎ手がこうして揉むのだそうです。
「夏!」と感じる夏祭りでした。
2014-08-18
トンボ
トンボを多く見かける季節になりましたね。
トンボがどこから生まれて来るかご存知ですか?
トンボの8割以上、その多くが田んぼで生まれてくるのだそうです。
幼虫はヤゴといって水生昆虫です。
そういえば、6月頃に田植え時期に、田んぼにまだ小さな赤トンボの仲間のヤゴをたくさんみかけました。
その時に、羽化したばかりのイトトンボをみつけました。
朝に羽化をして、じっとつかまってまだやわらかな羽を乾かしているところ。
トンボが羽化するためには、つかまっていられるところが必要です。
それが、植えたばかりの苗や刈り株だったりします。
今、トンボの姿を見たら、その時のこと思い出しました。
いろいろな生きもののサイクルとぴったりあっている、互いに関係し合っているということを感じます。
無事、飛んでいるトンボを見て、懐かし、うれしい気持ちです。
2014-08-13
ヘイケボタル
8月のお盆休みいただいています。
7月に行ったホタルについて投稿しますね。
ヘイケボタルはゲンジボタルより、光が弱いですが、ふわっと光る感じで、その独特な光り方はとても幻想的でもあります。
ヘイケボタルは止まった水(止水域)を好むので、田んぼや浅い池などでみられます。
数が多いと、まさに田んぼの田の字のように田んぼのまわりを照らします。
今や、そんな田んぼは本当に少なくなってしまい、貴重な風景となりましたが、一度みると忘れられないような素敵な風景です。
ホタルは蛹からかえって成虫になると、飲まず食わずで、夜には光り、わずか10日くらいの命を終えるのだそうです。ホタルの光はそんな命の儚さも感じる尊い光です。
2014-07-30
お蚕(つづき)
ふと気がつくと、繭から孵ったガが出ていました。
いつのまに!とびっくりしました。
お蚕は繭になって2週間ほどでガになるそうです。
はじめに出て来た2匹はオスで、飛べないというのは先述しましたが、じっとしてまったく動きません。
一日中、頭は突っ伏したような状態で動きません。
調べると、羽化して直後にメスと交尾をするのだそうです。
その死んだように微動だにせず、ずっとメスの登場を待っているのをみると、なんでこんなふうな生態になったのだろうと思わずにはいられません。
人の文明有史以来、お蚕の歴史は人とともにずっと永く、その長い時間のなかで人が糸をとりやすい(作業しやすい)ように、蚕もこのように進化をしてきたのかと思うと不思議です。
一匹のメスでたくさんの卵をうむので、いっぱいは羽化させられないし、戸惑うことも本音です。。
2014-07-19
お蚕
蚕の幼虫が家に来ました。
小学校の時に授業で蚕を飼った記憶が少し思い出されます。
毎日大量のクワの葉を食べ続け、繭を作りました。
いっぱい葉っぱを食べたところで、食べることをやめて、糸を出しそうな幼虫を選んで、
まぶしという蚕が繭を作れる場所にうつします。
蚕(家蚕)は、その絹糸をとるために、家畜化された昆虫で、人の手をはなれて野生で暮らすことはできない唯一の生きものなのだそうです。
なるほど、幼虫は入れてある箱のなかから出ることはないし、成虫のガは、はねがあっても飛ぶことはありません。
まぶしは、ダンボールなどで升目のしきりをつくったりするようですが、いろいろ調べて、藁を束ねて、ほうきのようにして置いておくようにしてみました。
藁の適当な隙間で繭を作りました。
これからどうなるか、ドキドキです。
2014-07-16
クチナシの花
家に帰ってくるとき、特に夜に、とても良い香りがあたりに漂っています。
今年もクチナシの花が咲いていました。
香りで感じる季節です。
先日、某大学に用事があっていったとき、
蔦が建物にいっぱいに絡まっている正門で、いい香りがするなあと
思ったら、クチナシの生け垣が両サイドに植えてありました。
その様子に由緒正しい趣を感じました。
クチナシ(梔)という名前のいわれのなかに、「口が無い」というのもあるそうで、
なるほど、花が咲き終わったあとの実は、食べられるものではないので、
そんな由来もあるそうです。
家のクチナシは、今年はたくさん咲いているので、今年は着色料(黄色)としてとっておいてみようかなと思っています。