2012-12-01
オナモミ
春夏に花が咲き、秋に実が成り、種を結ぶ。
多くの植物が、このようなサイクルで四季を過ごし、寒い冬は種で土の中で過ごし、暖かくなる春を待っています。
秋、原っぱを歩くと、足元にいっぱいの種がくっついたという経験はありませんか?
たぶん、多くの人が子どもの頃、服にいっぱい種をつけて帰った、ということがあることと思います。
今の季節、道ばたの野の草をよくみると、まだ種がかろうじて残っているものがあります。
「くっつき虫」とよばれるそれらは、その名のごとく、動物や、人にくっついて、距離を伸ばし、また新しい地で、芽を出すのが目的です。
くっついた種をよくみてみると、先端が曲がっていて、くっつきやすい形になっています。
写真はオナモミの実ですが、この鉤針のような形は、私たちの日常の暮らしの上で使っているもののヒントになっています。
マジックテープがそれです。
他のくっつき虫たちも、いろんな形をしています。じっくりみると不思議がわかって楽しいですね。
2012-11-28
秋のサラダ
今日、スーパーに行ったら、店員さんがお肉売り場の試食コーナーでちょっと珍しいメニューを出していました。
2種類のさつま芋と揚げウインナーを使ったサラダです。
レタスの上に、一口大に切って蒸し焼きにしたさつま芋と紫芋が乗っており、その上に油で揚げたウインナーと紫玉葱が乗せられていました。
さつま芋の黄色と紫芋の紫が何とも秋らしくて綺麗だったので味見させてもらったのですが、ほっこりと甘いお芋の味と、紫玉葱の香り、そして揚げウインナーのコクが見事にマッチしていてとても美味しかったです。
作り方を聞いて、早速家で作ったのですが、家族にも好評で良かったです。
秋といえばさつま芋ですが、さつま芋の料理って蒸かすか大学芋にするくらいしか思いつかないので、今日は新しいレシピを得ることが出来て嬉しかったです。
今日のレシピはこの秋に何度が我が家の食卓に登場しそうです^^
2012-11-22
紅葉
街路樹が更に色づいてきましたね。
道を通るたびに黄色やオレンジ、赤に染まった樹の葉が目を楽しませてくれます。
そんな街路樹を眺めるのも楽しいのですが、まとまった紅葉が見たくなって、今日は紅葉が綺麗だと評判の公園へ行ってきました。
天気の良い日にはお弁当を持って紅葉の下で食べるのも楽しそうですね。
紅葉の時期は桜の時期と同様とても短いので、見逃すと来年まで見ることが出来ません。
更に、本格的な寒さがやってくる頃になれば、屋外でのんびりするなんて出来なくなりますから、今の時期に楽しんでおきたいですね。
私の母は東北出身なのですが、この季節になると東北地方では屋外で鍋料理を作って皆で楽しむ行事があります。
その県により呼び名が違い、福島では「芋煮会(いもにかい)」、秋田では「鍋っこ(なべっこ)」などと言うそうなのですが、少し肌寒い秋の時期に暑い鍋物を友達と一緒に囲むのはとても楽しいでしょうね。
今度友達と一緒にやってみたいと思います。
2012-11-19
すすき
先日、外に出たら、すすきがとても気持ち良さそうに青空を背に立っていました。
すっきりとした青空とすすきの組み合わせがとても爽やかで素敵だったので、写真に撮ってきました。
すすきを見ると秋だということを実感しますね。
すすきは他の花々とは違い、華やかさや可愛らしさはなく地味で侘しい雰囲気がしますが、そこが日本の秋にぴったりだと思います。
日本の秋はノスタルジックというか、どことなく寂しいというか、すすきに似た雰囲気がある気がします。
だからこそ、昔から秋の生け花や部屋飾りとしてすすきはたくさん使われてきたのでしょうね。
秋の風物詩といえばお月見ですが、ドラマや漫画の世界ではお月見のお団子の隣には必ずすすきが飾られている気がします。
それくらい日本人の中では「すすき=秋」のイメージなんですね。
数本手折って、職場に持って帰りキャビネットの上に飾ったら、職場が一気に秋の雰囲気になりました。
2012-11-16
柿の木
柿の木がたわわにその実を枝に実らせる季節になりました。
今日は近所の柿の木を写真に撮ってきたので載せておきます。
私の家の近所に生えている柿の木はほとんどが渋柿で、鳥や獣には狙われないのですが、その分家主もその実に無頓着な場合があって、熟してボトボトと道路に落ちていてもそのまま放置していることがあります。
そんな風景を見て、以前愛媛に遊びに行った時のことを思い出しました。
愛媛には柑橘類の樹が庭に生えている家が多く、その実がボトボトと地面に落ちていても気にしないのです。
愛媛の人が皆そうなのかは分かりませんが、少なくとも私の友達の家はそうでした。
綺麗なレモンが庭にゴロゴロ落ちており、「勿体無い」と言ったら「あげるよ」と言われてダンボール一箱分頂いてしまいました。
無農薬の国産レモンなんてスーパーで買えば高い物ですから、そんな物が余るほどあるなんて羨ましいと思ったものです。
愛媛の人は、こちらに遊びに来た時に道路に落ちている柿を見て、「勿体無い」と思うのでしょうか。
道に落ちて潰れた柿を見ながらそんなことを考えた一日でした。
2012-11-09
おままごと
先月、庭に出たら玄関に可愛らしい飾りが置いてありました。
写真を撮ったので載せておきます。
どうやら娘が作ったらしいのですが、何かの料理のイメージでしょうか。
庭の草花や石などを組み合わせて作ったようで、取り合わせが何とも可愛らしくて見ていて心が温まりました。
私も幼い頃は木の枝や砂などを使って料理の真似事をしたものです。
昔から、チャンバラごっこが男の子の遊びの王道なように、おままごとは女の子の遊びの王道ですよね。
おままごとを一切せずに大きくなったという女性はほとんどいないのではないでしょうか。
小さな実を拾って固めた土の上に乗せてケーキに見立てたり、プリンのカップの中に水と葉っぱを入れてスープのにしたり、思い出せば色々作ったものです。
いつか、時間が取れたら娘と一緒におままごとするのも楽しいかも知れませんね。
2012-11-03
温泉
朝夕はすっかり秋らしい肌寒さを感じるようになりましたね。
昼間でも外出するにはコートなしでは辛い季節になってきました。
この季節になると、温泉が恋しくなります。
そこで、今夜は子ども達と一緒に車で少し行ったところにある日帰り温泉に行ってきました。
紅葉を見ながら温泉に入るのも素敵ですが、日が落ちてから楽しむ温泉もとても気持ちの良いものです。
今日は残念ながら月は出ていなかったのですが、風が程よく吹いていて露天風呂は良い塩梅でした。
これからもっと寒くなると、温泉は最高のレジャーですよね。
娘も水風呂に驚いたり、打たせ湯に挑戦したりと、いつもと違うお風呂を楽しんでいたようです。
最近では温泉のマナーを知らない若い人や外国人観光客などにより、お湯が汚れがちになったり、洗い場が整然としていないような雰囲気も感じてますが、温泉は日本が誇るべき文化の一つだとも思いますので、皆でマナーを守って気持ち良く利用したいものですね。
2012-10-26
絵本 「わたしのもみじ」
表紙のもみじの紅葉の美しさにひかれて手にとった写真絵本です。
一本の大きなもみじの四季を追ったおはなしです。
著者が、この大きなもみじにひかれて、親しみをもって撮り続けた様子が伝わってくるようです。
それは、「わたしの」というタイトルにもあらわれていると思います。
高原の四季は、緑の春、生きものあふれる夏、そして紅葉の秋、雪積もる冬と、四季折々の姿をみせてくれ、それと同時にもみじの成長も描かれており、その先にあの美しい紅葉があると思うと、生命力を感じ、すごいなあと思います。
子どもにも、優しい文章と、その写真の表現力で、とてもわかりやすいと思います。
紅葉の秋におすすめの一冊です。
「わたしのもみじ」岩間史朗 著/ポプラ社
2012-10-20
金木犀(キンモクセイ)
今日、親戚のお見舞いに病院に行った帰りに、道路の真ん中で突然とても良い香りが漂ってきたので驚いて辺りを見回したところ、この木に花が咲いていました。
金木犀です。
生でその香りを嗅いだことが無い方は分からないかと思うのですが、この花は驚くほど遠くまでその香りが届くのです。
小学生の頃に、担任の先生が教室に持ってきて、その香りの素晴らしさに驚いたことがあります。
まるで香水のように強い華やかな香りで、私は大好きです。
花自体は小さく、特別に美しい形だという訳ではないのですが、これほど強く素敵な香りの花を私は他に知りません。
栽培している方が少なくて、滅多にその香りを嗅ぐことが出来ないだけに、今日はとても得したような気分になりました。
機会があったら、自分で栽培できたらいいな。
2012-10-16
まるごとたまねぎのホイル焼き
じゃがいもやたまねぎがおいしい季節です。
旬のものをそのままにいただくのが、いちばんおいしいですね。
採れたての野菜は、まるごと食べると、とても甘みがあります。
小さいたまねぎも自家菜園だと、たくさん採れるのですが、そんな時は、ホイルに包んで、焼きます。
うちでは七輪の上で焼きます。少し焦げ目がついたら、それで完成。
簡単すぎますが、これがとてもおいしいんです。
岩塩など、いいお塩を少し振りかけると、さらに甘みを増しておいしいです。
簡単ではありますが、実は、七輪を用意して、火を起こしたりすることは、手間がかかることだったりしますが、そんな手間をかける時間があることが、なによりなのだと思えます。
休日のおたのしみです。