2012-06-19
ドクダミ
ドクダミというとじめじめした場所に生える、葉っぱの匂いが独特と、あまりいいイメージを持たれない方もあるかもしれませんが、ドクダミは、様々に利用することができる、昔から親しまれてきた植物のひとつです。
ドクダミをはじめ、野の草のなかには薬効作用のあるものや食用にできるものもたくさんあります。
私は、家の草刈りするときに、ドクダミをなるべく根元から刈るようにし、選別して、きれいに水であらってドライにします。
天日干しでできますが、陽のあたる窓辺や、浴室に乾燥機能がある方は、浴室内に吊るしておけば、うまくドライにできると思います。
私は、乾燥したドクダミは、瓶のなかで保存し、薬草茶にします。ドクダミだけでもいいのですが、他にもスギナやヨモギなどを乾燥し、ブレンドすると味もマイルドになります。
「野草茶」と呼ばれるものですが、家のまわりで手軽に作ることができますよ。
2012-06-17
森のおてがみ オトシブミ
今の時期に、葉っぱがきれいに丸まった筒状のものが落ちていたり、葉っぱの先にぶら下がっていたりします。オトシブミとよばれる虫が、上手につくった「森のおてがみ」です。
「揺籃(ようらん)」ともよばれるものです。
小さなお母さん虫が、卵をひとつ入れて丸めた葉っぱのゆりかご。
作っている途中のオトシブミをみたことがあるのですが、本当に上手に葉をまるめていきます。
小さな虫の造形美にほれぼれします。卵から孵った幼虫は、その葉を食べて育ちます。
「オトシブミ」というのは、「落とし文」のこと。日本語はとてもすてきだなあと思います。
それぞれのオトシブミたちには、好きな葉っぱがあり、その木の葉でつくられます。
子どもたちにもみつけやすく、手にとってみることもできる初夏の森のおくりものです。
庭先の木々でもみつけることができますよ。
2012-06-15
バジルの芽
先日息子が幼稚園から貰ってきたバジルの種が芽を出しました。
小さなプランターに蒔いておいたのですが、小さくて可愛い芽が出て子ども達も大喜びです。
息子は幼稚園から貰ってきたものの、バジルがどのような植物か分からない為、芽が出るまではしきりに「お母さん、バジルってどんな葉っぱなの?」と聞いてきたのですが、芽が出たら「可愛いね」「お水足りてるかな?」と毎日プランターの中を覗き込むようになりました。
幼稚園の先生に「バジルでお母さんに美味しい料理を作って貰ってね」と種を貰ったそうなのですが、「お母さん、バジルってどんな料理に使うの?どんな味なの?」と息子に聞かれ、私も困ってしまいました。
パスタやピザに使うのが一般的なのでしょうけれど、バジルは薬味のような扱いなので、味を子どもには説明するのが難しかったです。
大きくなってから、実際に食べてもらうのが一番分かりやすいかな。
今からバジルを使ったレシピを練習しておこうと思います。
2012-06-14
花火
今年も早くも梅雨入りして、日本各地の花火大会の情報を聞くようになりました。以前住んでいた場所では、毎年6月に花火大会があったので、花火をみて、ああもう夏がはじまるのだなと思ったものでした。
今年は、震災後ということで自粛されていた花火大会も開催されることが多いようですね。
夏は、海!ということで、逗子葉山近辺で海水浴の後に花火をみるのもおすすめです。
葉山の海岸ラインでは、遠くは小田原方面、三浦方面の領域の花火大会もみることができるので、小さな花火にはなりますが、人ごみに疲れることもなく、海辺でゆったり眺めるのもいいですよ。
今年の花火大会日程をまとめたサイトをご紹介します。
2012-06-10
中国花茶
お茶の世界は奥深いですね。
味はもちろんですが、香りや見た目もたのしめる中国茶。
その種類もとても多くて、いろいろを試してみたくなります。
写真のものは、「仙桃茶」というお茶です。
緑茶の葉を糸でしばって球状にして作られたもので、センニチコウの花が一輪付いています。
お湯を注ぐと茶葉がひらいて、お花も咲いたようになります。
茶葉はジャスミンの香りがうつしてあります。
想像していたのよりも、大きく茶葉がひらいてびっくりします。
茶葉と花がひらいた様子を、牡丹の花の風情を表現しているのだそうです。素敵ですね。
センニチコウの他にもバラや菊などの花茶もあるそうです。
茶葉を愛でる、ゆったりした時間もいいものです。
ちょっとしたプレゼントにも、きっと喜ばれると思います。
2012-06-03
カサゴ
知り合いが、よく夜釣りに行っていて、釣果を写真で送ってくれました。
このお魚はカサゴだそうです。
スーパーに並んでいるお魚、切り身はみていても、実際のお魚をみて、すぐに「◯◯」と名前をいえないので、またひとつ知ることができ、うれしいです。
カサゴは、太平洋側の暖かい海の海底や岩礁などにいる魚「根魚」の代表的な魚なのだそうで、一年中釣れるそうです。
釣る時には、ヒレに鋭い棘があるので注意とのこと。
考えてみれば、釣りをして魚を穫れれば、これもプチ自給ですね。
仕事が早く終わったとき、次の日がお休みの時など、出かけて、ゆっくり釣りをするのも楽しそうです。
ふだん自分の食べているものが、どこから来て食卓にあるのか、できるだけ理解していたいと、改めて思いました。
2012-05-30
クレマチスのアーチ
5月、毎年楽しみにしているのが、クレマチスの花です。
年々茎を伸ばして、花がたくさん咲くようになりました。
園芸店で、買った株は、30センチほどのものだったと思います。
園芸店では、バラのようにたくさんの品種が揃うクレマチス。
紫色、白、ピンクなどたくさんの色があり、花のかたちも様々です。
つる植物で、アーチに仕立てたりと、鑑賞性の高いお花で、「つる性植物の女王」ともいわれるそうです。
我が家のものは、モンタナ系のクレマチスで、淡いピンク色で、花つきがよいのが特徴です。
剪定せずにいると、どんどん成長します。
今年もたくさんの花が咲き始めました。夜に帰宅すると甘い香りが漂っています。
春だなあと思うひとときです。
2012-05-29
自然食のお店
義母と一緒に自然食のお店に行って来ました。
出来る限り国産の食材を使い、化学調味料などを使わずに作った料理がずらりと並び、バイキング形式で食べることが出来るようになっているお店です。
野菜の料理が多いので、ヘルシーで身体に良さそうな料理ばかりで、小さい子どもを連れた家族や、年配のお客さんが多く見られました。
写真の料理は、玉葱のオーブン焼きに根菜の松前漬け、ひじきの炒め煮にお浸しなどです。
どれも薄味で、味が薄いのが好きな私達にはとても嬉しくて美味しい料理ばかりでした。
美味しい料理を食べることが出来るお店は沢山ありますが、こうして身体に良い料理を食べさせてくれるお店はあまりないので、貴重ですよね。
美味しかったので、「また行きたいね」と二人で話しました。
2012-05-29
金環日食そして…
5月21日の金環日食は、いかがでしたでしょうか?
私は、曇り空のなか、雲の切れ間にみることができました。雲がかかると、日食グラスではみることができないので、ちょうど、雲越しに肉眼でもみることができました。
日本各地で観測できた金環日食の写真をまとめたものがインターネットで様々に公開されていますね。
きれいな金環日食の写真をまとめたサイトがあったので、ご紹介したいと思います。
このあと、6月も楽しみな天体ショーが続きます。
6月4日(月)は、部分月食。
東京18時59分欠け始め、20時食の最大、21時7分欠け終わりです。
6月6日(水)には、金星が太陽面を通過します。
7時から14時まで。
これは日食が世界のどこかで一年に一度くらいみられるのに対して、次回は105年後という珍しい現象。日食グラスを使えばみることができます。
晴れるといいですね。
2012-05-28
ハルジオン
春、かわいらしい花を咲かせるハルジオン(春紫苑)。
小さなハチやアブもやってきて嬉しそうです。何気なくある、春の道ばたの野の草の代表ともいえる花ですが、よくみると本当に可愛らしいなと思います。
北アメリカ原産の帰化植物なのですが、すっかり日本各地で定着しています。もう少しすると、花がそっくりのヒメジョオン(姫女苑)の花が咲いて来ます。
同じような場所で、同じような花を咲かせますが、違う植物です。
一番簡単な見分けは茎をみることです。
ハルジオンは茎の中が空洞なのですが、ヒメジョオンは空洞ではありません。また葉の付き方などでも区別ができます。
私は「お姫さま(ヒメジョオン)は、遅れてやってくる」と覚えています。
何気なく咲く野の花。
じっくりみると様々な世界が広がっています。