2013-09-30
アオバハゴロモ
網戸に、白いものがついている、ということはありませんか?
これは、アオバハゴロモの幼虫で、白い体をしており、ロウ状のふわふわしたものを体に付けています。
歩くとそのかけらが付くので、草にまとまっていたりするとすぐにわかります。
成虫になると、その容姿は一変し、緑の美しい羽を持ちます。
「アオバハゴロモ(青羽羽衣)」という名前がついているのは、その羽の美しさからだと思います。
生き物の名前(和名)は、その姿を捉えた素敵な名前も多くありますね。
また、地方によっては、「ハト虫」とよばれて親しまれているようです。
アオバハゴロモは草の汁を吸うので、栽培している植物にとっては害虫とされていますが、幼虫の時の不思議さと、美しい成虫の姿で、子どもたちには人気の虫のひとつです。