2014-06-08
クワの実
クワの実が熟して木にいっぱいなっています。
クワの木は、日本の温暖な気候、関東の里山では先駆的に茂ってくる木のひとつです。
コナラやクヌギの雑木林の足元をみてみると、コナラの幼木に混じって、クワの木の実生(種から芽生えたもの)がそこここにみられます。
なぜかというと、鳥が一役かっていて、クワの実を食べた鳥が、あたりで落とし物(フン)をして、その中の種から芽が出てくるからです。
ですが、その木が大きく成長できるかというとそうではなく、日当りの問題などで淘汰されてゆくわけですが。
成長の早いクワの木はたくましいなと思います。
美味しいクワの実を楽しみに待っているのは、もちろん人だけではないですね。