2024-09-24
言語に敬意を
ライターの仕事をしていると、言葉にとても敏感になります。
自分だけが使う手帳への走り書きのメモでも、
気心知れた人たちとのLINEでも。言葉の端々が気になってしまう。
特に気をつけているのが、
言語化できなかったことを誤魔化すように、絵文字やスタンプを使わないこと。
言語に敬意を、とでも言いましょうか。言語は使わなければ衰退します。
ただし、伝えたい思いが先にあり、あくまで言語は手段だと忘れずに。
大きくいえば、言語は歴史を残すための手段なのです。
歴史を紐解いていく際、残された書物から当時の状態を知り得たり
石板や壁画に書かれた(描かれた?)文字とも絵ともいえぬ模様を、
文字だと仮定し解読に励んだり。
言語は歴史の上でも欠かせない存在だとよくわかります。
誰かが何かを後世へ伝えようとしたということ。
日本語は、世界的に類をみないレベルで難しい言語といわれています。
その言語を使いこなしている我々、誇りに思うべきだ!