2024-11-14
神の子よ、おめでとう
乳幼児の死亡率が高かった時代、
「7歳まで子どもは神様からの預かりもの」とされていました。
これまでの成長を喜び、これからの成長を祈願する行事が七五三です。
1681年 徳川綱吉の長男の健康を祈ったことが、七五三の起源。
近年では海外からも「日本の考え方がすてき!」ととても人気な行事です。
日本人が、自国の行事のすばらしさを再確認する良い機会でもありますね。
3歳の頃には着物に切られていた姿も、7歳になるとあらまぁすっかりお姉さん。
髪の毛を整えてもらい、着付けをしてもらい。
道中や式典のさなかにグズりださないか冷や冷やする、
七五三の親あるあるもいつかは良い思い出になるのでしょうね。
七五三の写真は、もちろん来年の年賀状に。これも今だけのお楽しみ。
神様からの預かりものでなくなったこれから、
手を離すことは増えても目を離すことを減らさずにいたいなと思う親心です。
親になったからこそわかる、親心。