2025-02-10
反復恐怖症
物心のついたときから、エスカレーターやエレベーターが怖かった。
船や新幹線といった乗り物、波・
メトロノーム・ロッキングチェア・シャトルランが怖かった。
それらの共通点が分からず、
年齢を重ねれば重ねるだけ「怖い」と感じる対象が増えて、
朝が来て夜が来てまた朝が来るという普遍的な生活そのものが恐ろしくなりました。
結婚を経る程大人になってから、“反復恐怖症”というワードと出会いました。
決して正式な病名ではないけれど、
同じようなものに恐怖を覚える人がいることにどれだけ安堵したか。
そして、自分が恐怖するものの共通点を見つけられたときの安堵たるや。
ここに書くことで、いつか誰かの救いになればと思っています。
恐怖の対象の名を連ねること自体に問題大有りで、
いま手を震わせ呼吸を乱しながら描いている。
反復恐怖症との闘いの記録を書いてみよう。